- 見開き使っても真ん中途切れなし迫力の豪華作品集作ります
- フォトブックで見開き印刷したら顔の真ん中が途切れて悲しかった話
- 折れてはいるけど切れてない
- マイブックフルフラット製作は二回目です
- 今回製作したフォトブックのデータ
- 表紙裏は見開き印刷にはならない
- 画像が大きすぎて絵のプレビューが表示されない
- 絵の元サイズと最終的に使った画像サイズ
- 表示されなかったデータ
- 自由度が高い!テンプレート使用、ボックスは全部消去
- レイアウトについて
- 実際に出来上がった豪華作品集
- 左開き、右開き
- 絵のモチーフの位置癖
- 発色が鮮やかなのが嬉しい
- ギャラリーで公開できます
- マイブックフルフラット感想まとめ
- がんばったご褒美に自分の作品の豪華作品集を作ろう!
見開き使っても真ん中途切れなし迫力の豪華作品集作ります
横向き作品画像を、途切れなしの見開き印刷をするために、今回利用するのは、アスカネットのマイブックフルフラット。
たまたまモニターで作らせていただいたのですが、個人が迫力の豪華作品集を作りたい時は、このマイブックフルフラットがおすすめです。
一生懸命描いた自分の作品を、迫力の豪華作品集にして、保存しておきたい。頑張った証に残しておきたい。時々見てにやにやしたい。そんな方におすすめです。
特に横向き作品をたくさん描いている方は必見です。
フォトブックで見開き印刷したら顔の真ん中が途切れて悲しかった話
多くのフォトブックは、横向き画像を見開きを使って大きく印刷しようとしても、真ん中が閉じ込んであって見えないか、ホッチキスや紐で綴じてあっても、ひとつながりではない別の紙に印刷されていて、どうしてもずれが生じます。
それに気づかず、最初、真ん中綴じ込んで見えない系フォトブックで見開き作品を印刷してしまった時のわたしの衝撃や、いかばかりか。
フォトブックを開いて、それを知った時、思わずショックで膝から崩れ落ちそうになりました。
なんということでしょう。うちの可愛い子の顔が途切れとるがな……吸い込まれとるがな……。
あの日以来、わたしの中では、
見開き印刷、ダメ絶対!
となってしまったのです。
折れてはいるけど切れてない
でもねー、せっかく大きい絵を描いたのに、一ページに横向き印刷だと小さいのですよっ!!
しょぼーん。
それを覆してくれたのが、マイブックフルフラットです。
折れてはいるけど、切れてない!
これで見開き印刷が出来る!
全わたしが泣きました!
マイブックフルフラット製作は二回目です
ちなみに、わたしがマイブックフルフラットを作るのは2回目です。
前回のレビューはこちら。

そう、わたしはすでに、マイブックフルフラットは良い!というのを知っているのです。お気に入りなのです。
前回は、比較的小さめサイズの人物画を使って作品展の作品集を作りましたが、今回は、主にA4、B4、F4、F6の横向きお花画像を使って、お花の作品集を製作。
どれくらい迫力ある感じに印刷出来るか検証したいと思います。
今回製作したフォトブックのデータ
今回製作したマイブックフルフラットは、縦長の263Tです。
大きさは、263mm×186mm。
ページは20ページ。
感覚的には、見開きサイズだとおおむねB4くらい。閉じればB5くらい。どちらもちょっとB版より縦が長いでしょうか。
表紙裏は見開き印刷にはならない
さて、マイブックフルフラットの特徴ですが、見開きが一枚の紙に印刷できます。
見開きにしたときのサイズはおおむねB4程度です。
20pの場合、見開き印刷出来る絵は9枚。
表表紙と裏表紙の裏側は、印刷できません。
ですから、目一杯大きく印刷するとすると、用意する画像は、
見開き用、横向き画像9枚
表紙裏の隣ページ用、縦向き画像2枚
となります。
画像が大きすぎて絵のプレビューが表示されない
さて、制作中にうまく行かない部分がありました。
わたしが準備した画像が大きすぎたのです。
マイブックフルフラットは、webではなく、パソコンにダウンロードしたソフトを使って作ります。
そして、大きな絵を取り扱うということは、必然的に大きなサイズのデータを取り扱うということです。
自分の絵をスキャンする時は、印刷やグッズ利用を想定しているため、可能な範囲で出来るだけ大きなサイズでスキャンしております。
独学でやってるので、それが適切かどうかは自信がないんですけれど、大きなものは小さくできても、小さなものを大きくするのは難しいんじゃないかと思っています。
今回、最初はその大きなデータをそのままソフトに突っ込みましたら、いくつか仕上がり確認ができないページがありました。
ソフトの仕様なのか、わたしのパソコンが古いせいなのか。
わたしのパソコンのせいのような気もしますが、とりあえず画像サイズを小さくしました。
表示出来なかった画像は、サイズが推奨サイズ以上であることを確認したのち、Photoshopで画像解像度を400dpiに変更。
今度はちゃんと表示されました。
まあ、7000pxで600dpiとかでかい以外の何ものでもないよね。
マイブックのサイトにも書いてありますが、必要以上のサイズにしても、仕上がりはそれほど変わらないそうなので、適切なファイルサイズで製作するのが良さそうです。
絵の元サイズと最終的に使った画像サイズ
最終的に使った画像サイズ。
菜の花の散歩道:F4縦/5656×7809/600dpi/15.6MB
春満つる道:B4/5704×4064/400dpi/13.6MB
春光る庭:F6/6188×4783/450dpi/12.3MB
サクラ:A4/6974×4905 /600dpi/17.2MB
生命の歌(いのちのうた):F4/5215×3755/400dpi/8.21MB
母の日に|カーネーション:F4/5181×3769/400dpi/7.54MB
透き通る風:F6/上下目一杯/6383×4969/400dpi/10.7MB
常夏の記憶:F4/フチなし/5199×3769/400dpi/7.49MB
黄色い風車|つわぶき:A4/4625×3252/400dpi/6.49MB
F6を切ったもの、サイズ不明(表紙にも使用)
薔薇一輪:SM縦/3706×5346/600dpi/9.12MB
表示されなかったデータ
参考までに、わたしのパソコンでは表示されなかった大きすぎたデータも書いておきます。
春光る庭:F6/9632×7446/600dpi/23.7MB
春光る庭:F6/7224×5584/450dpi/15.7MB
生命の歌(いのちのうた):F4/7822×5662/600dpi/15.9MB
母の日に|カーネーション:F4/7772×5654/600dpi/21.2MB
透き通る風:F6/上下目一杯/9574×7453/600dpi/44.3MB
常夏の記憶:F4/フチなし/7798×5654/600dpi/29.6MB
黄色い風車|つわぶき:A4/13875×9756/1200dpi/40.0MB
自由度が高い!テンプレート使用、ボックスは全部消去
今回は、マイブックフルフラットで選べるテンプレートの中から背景が黒色のものを選びました。
通常は、そのテンプレートを使って、置いてあるボックスに写真をドラッグ&ドロップしていきます。
ただ、そうすると、そのボックスに合わせて、写真や絵がトリミングされてしまいます。
それはちょっと、という場合は、ボックスを削除して、画像を直接置いていけばOK!
マイブックのフォトブック製作ソフトで、わたしが一番気に入ってるのは、この自由度が高く、画像の取り扱いが簡単なところです。
作品集を作る場合は、こじゃれたレイアウトより、作品を全部見せたい気持ちの方が大きいと思うんです。
だから、自由に画像をレイアウト出来るマイブックはおすすめです。
レイアウトについて
背景はテンプレートの黒色を使用し、基本は画像の周りに黒い枠ありにしました。
作品情報は、白色で、タイトル・制作年月日・サイズ・使用画材を、枠ありの場合は枠に記載。
枠内に記載スペースがない場合は画像内に記載しました。
実際に出来上がった豪華作品集
さて、こちらが実際に出来上がったフォトブック「マイブックフルフラット」です。
ケース入りです。
しっかりとした作りでかなり豪華な印象を受けます。
背表紙。
綴じの部分。
開くとこうなります。
こういう構造なので、真ん中に折り目は入りますが、つぎ合わせたり、綴じ込みではないので、絵が途切れてないのが、とても嬉しいです。
小さいこどもさんの固い紙を使った絵本がこんな感じですよね。
自分で絵本を作る方は、こどもさん用の絵本を作るのに使ってもいいかもしれません。
左開き、右開き
ソフトのテンプレートが、左開き用だったので、それに準じて作りましたが、よく考えると、自分でタイトル枠を付け変えれば、右開きでもいけそうです。
裏表紙にも、特にバーコードのようなものは入っていませんでした。
背表紙は動かせませんが、表表紙のタイトル枠は動かせますし、また、新たにテキスト枠を追加することも可能です。
絵のモチーフの位置癖
表紙に絵を配置する時に困ったのが、左開きで表表紙側にメインモチーフが来るのが、葉牡丹の絵しかなかったこと。
意外なところで、自分の癖というか、好みを知りました。
今後絵の構図を考える時は、無意識に描きやすいパターンとして、気にしておこうと思います。
もちろん、こんな風に表紙全体に絵を使わず、表は表、裏は裏でデザインすることも可能です。
発色が鮮やかなのが嬉しい
さらに嬉しかったのは、発色がとても鮮やかなこと。
透明水彩は、発色が命、という場面がなきにしもあらず。
絵の具も発色の良さを追求して、高級絵の具を使っていたりします。
マイブックフルフラットの発色の良さは心地よい感じで、自分が描いた絵が引き立っていて、とても気に入りました。
ギャラリーで公開できます
ちなみに、マイブックでフォトブックを製作すると、注文の時に、ギャラリーで公開するかどうか選べます。
わたしの絵は、フォトブックの製作や公開に問題のない、わたしが著作権を持っている一次創作なので、ギャラリーで公開しました。
フォトブックのデータもそちらで確認できますので、ギャラリーへ移動後、「たからにゃ」で検索してみてください。
「あかり花鳥風月アートコレクションvol.1」というのが見つかったら、クリックすると、鑑賞用に別ブラウザが立ち上がります。
そちらで、今回のレポートに使った豪華作品集の全貌を見ることができます。
みんなに見てもらいたい作品集が出来たらこちらで公開できるのも良いですね。
マイブックフルフラット感想まとめ
大きな横向き作品を見開きで大きく見ることができるフォトブックを作ることができました。
めいっぱいのレイアウトにしたら、F4がほぼ原寸大な感じで迫力がある感じ。
やっぱり、片方のページにだけ横向き作品を配置するより、ずいぶん迫力があると思います。
デザイン的には、周りを黒枠で囲った方が、絵が引き締まる感じがしました。
収納面でも、ほかのB5の本と並べても凸凹しないで本棚に置けるので、取り扱いやすいサイズです。
本棚に置いていますが、ついつい手に取って、眺めてしまいます。ニヤニヤしています。
とても満足しています。
自分の作品が豪華作品集になっているのを見るのはとても気分が良いですね。
マイブックフルフラットいいね!
がんばったご褒美に自分の作品の豪華作品集を作ろう!
さてこれで、今回のマイブックフルフラットで見開きOKの豪華作品集を作るレポートは終了です。
大きな絵をわざわざ出して眺めるのは結構大変なので、こうしてフォトブックにまとめておいて、折にふれ見返すのも楽しいですね。
こういうご時世ですので、ご自宅で趣味に絵を描き始める方もいらっしゃるのではないでしょうか。
描き上げたものがある程度たまったら、自分用に作品集を作って、本棚に置いて見返すと、結構励みになるものです。
豪華オリジナル絵本を作るのも良いですね。
是非、あなたもご自身の作品画像を使って、豪華作品集にチャレンジしてみてくださいね!
注意:ただし、フォトブックに使う画像は権利関係などで問題がない画像を使いましょう。詳細は、マイブックの利用規約をご確認ください。
