デジタルカメラにより大量の画像が発生
最近は、デジカメが普及したことで、フィルム代を気にせず撮影できるようになり、とても便利になりました。
デジカメ撮影上達の極意のひとつは、「とにかくたくさん写真を撮る」ことですから、写真撮影が大好きな方には良い時代になりました。
しかし、たくさん写真を撮ると、良いカットも増えますが、失敗カットやそれほどでもないカットや、同じようの構図のカットの画像がどんどん増えていきます。
もともと写真に興味のない人は、たぶんベストショットを選んで残りは気軽に処分できることと思います。
画像がたまっていくのは、写真撮影が好きな人。
かくいうわたしも2005年にブログを始めたのですが、お取り寄せを中心としたブログが多いので、ブログ用に撮影した画像がどんどんたまっていきました。
バックアップDVDが100枚を超えた!
基本、ブログに使ったものはレンタルサーバー上にあり、ブログに使った画像とそれ以外の予備画像をバックアップとしてDVDとハードディスクに保管しています。
最初は写真画像がどんどんたまっていくのが嬉しかったのですが、さすがにDVDも100枚を超えると、保管場所も必要なので、だんだんうっとおしくなってきました。
それでも、撮影した画像は捨てられなかったのですが、いろいろ断捨離本を読んで少し心境が変化しました。
DVDで100枚もあるこれらの画像、本当に必要なの?
すでに使っている画像がベストショット!必要なのはそれだけ!
まず、ブログで使っている画像は、必要なものです。
サーバーにアップしている画像は、加工しているため、原本の画像を保管しておくことは、サイト運営上必要なこと。
なので、これはサバイバー。
それから、ブログにはアップしていないけれど、撮影時の状況がわかる資料の画像。
これも、あとで時々必要になることがあるのでサバイバー。
問題は、ブログには使わなかったけれど、残っている類似カット・ちょっと失敗したカットの画像。
これが大量にあったのです。
管理人は、これらの画像をうっとおしいと思いつつも、「いつか使うかもしれない」と思ってずっと捨てられませんでした。
でもね、サイトを6年運営してきて、今まで予備画像を使ったことは、たぶんないんです。
過去の画像を使うにしても、すでにブログに使っている画像の中から選びます。
なぜなら、すでに使っている画像がベストショットだからです。
たくさん写した中から選んだベストの1枚をブログ用に使っているわけですから、同じシチュエーションで選ぶなら、やっぱり使うのは、ブログに使ったベストな一枚なわけです。
予備画像を使う「いつか」は来ない!
そのことにやっと気がつきました。
だって写真集を作りたいし
大量の予備画像を保管していた理由はほかにもあります。
管理人は、ブログに写真をアップしていた当初から、のちのちは写真集を作りたいと思っていました。
出版とかじゃないですよ。
自分で作れる写真集です。
今回、やっと念願かなって、アスカネットの「マイブック」で和菓子の写真集を作ることができました。
「念願かなって」と言っても、デザインを決める作業は2日ほどもあれば出来てしまったし、値段もそれほど高いものではありません。
「いつか作りたい」と思うだけで、実行してなかっただけ。
で、実際に写真集を作ってみると、やっぱり選ぶのは、すでにブログにアップしているベストショットの中から写真を選ぶんですよね。
二軍・三軍の予備画像の中から写真を選ぶことはありませんでした。
ちょっと考えたら当然のことなんですが、そのことに、ずっと気づくことができませんでした。
実際に作ってみて、「なんだ!予備画像いらないじゃん!」というのがよくわかりました。
いらない画像を断捨離してすっきり!
ということで、いらない予備画像を徹底的に断捨離して、心もスペースもすっきりしました。
断捨離前は、DVDで、115枚くらいあったので、500GBくらいはあったでしょうか。
これが、DVD27枚130GBくらいにまで減りました。
DVDを保管するスペースも、手提げケース1つにおさまったし、必要なハードディスクの容量もずいぶん減りました。
いやあ、すっきり!
おまけに、断捨離効果でしょうか、とあるコンテストにトリプル入賞しました♪
不要な画像を保管する、ということは、ただ単にそこに画像がある、というだけでなく、ほかに使えるかもしれないスペースをその不要な画像のために使い、不要な画像の管理のために、自分の時間も使わなくてはならない、ということです。
ちょっと考えるともったいないですよね。
写真をお仕事にしている方ならともかく、趣味でやっている写真撮影なら、予備画像まで保管しておく必要はないのではないでしょうか?
もし、どうしても捨てられなかったら、ためしに先ほどご紹介した写真集を作ってみてください。
写真集にできるほどの大切な画像かどうか、作っているうちに見えてくるものがあると思います。
必要なのは、ベストショット!
不要な画像を管理する手間をはぶき、うまれた時間でベストショットを楽しみましょう!