わたしが子どもの頃は、日本の夏は、もっと過ごしやすかった。年々、夏の暑さがひどくなっているような気がするのは、思い過ごしではないでしょう。
夏の暑さ対策のまずその1は、部屋の温度をあげないことです。そのために、レースのカーテンを遮熱・UVカット対策がされているものに、一部交換しました。
クーラーがなく、サウナ状態だった去年の夏の我が家
我が家は、一軒家の二階建て借家ですが、残念ながら、一階にクーラーがありません。
昨年の夏は、東向きの台所が、異常に暑く、ほとんどサウナ並で、一時は、日中の暑い最中、5分もそこにいることができず、ほうほうの体で逃げ出すほどでした。(おまけに管理人は、サウナが超苦手。)
去年の暑さに懲りて、今年は、暑さ対策をほどこすことにしました。
今年もあんなに暑かったら、とてもやっていられません。
しかし、我が家は借家なので、根本的に何かを改造する、というわけではなく、何かをつけたして、どうにかする方法しか使えません。
遮熱レースカーテンを4種類買ってみた
まず、思いついたのが、窓のカーテンを、UVカットの遮熱カーテンにかえることです。
しかし、家のカーテンを全部換えるとなると、かなりの費用が必要です。
そこで、カーテンはどの部屋も入居した時から、一級遮光のカーテンにしてあるので、とりあえず、東と西のレースのカーテンを、遮熱、UVカットなどの効果があるとうたわれているカーテンにかえてみました。
現在までに、4種類のレースの遮熱・UVカットのレースカーテンを購入しましたが、効果は一定ではなく、それぞれのカーテンで大きく違うようです。
一口に遮熱・UVカットのレースのカーテンと言っても、生地の厚さや目の詰み具合にかなり差がありました。
部屋が暗いのがいやなら、ホワイト系の遮熱レースカーテン
最初に買ったのは、ベルメゾンの夏カタログで、自分が見た中では、一番遮熱とUVカットの割合が大きいと思われたレースのカーテン。
色はベージュのみ。
結構ぶあつくて、「レースちゃうやん」、と思いましたが、その後買ってみたレースカーテンは遮熱が出来ているものは、どれも結構分厚くて、実際問題、遮熱・UVカットをうたおうとすれば、やはり、生地の目はすかすかでは効果が薄そうです。
とりあえず、リビングの東の窓にかけてみました。
障子があるのに、カーテンレールもついているという不思議な窓ですが、ここに遮熱レースカーテンをかけてみると、思わぬ欠点が。
色はベージュしかなかったので、とりあえず、遮熱できれば、いいやと思って買ったのですが、日頃過ごすリビングにかけると、なんとなくベージュ色に薄暗くて、あまり雰囲気がよくありません。
しかたないので、今度は、やはり遮熱・UVカットが高いレースのカーテンで、白地にリーフ柄の遮熱カーテンをベルメゾンで購入してみました。
すると、レースの網目がつまっているので、遮熱効果は結構高そう。
部屋が多少は暗くなりますが、色がホワイトなので、前回のベージュのカーテンほど、部屋が薄暗くはなりません。
柄も可愛く、この窓は、このカーテンにすることに決定。
西には、遮熱・UVカット効果の高いカーテンを
さて、あまってしまったベージュの遮熱カーテンですが、機能的には、ナンバーワンのはずなので、一番日差しのきつい、玄関近くの西の窓にかけてみることにしました。
たけもちょうど同じくらいだし。
この窓は、すりガラスですが、カーテンレールが一つしかなく、レースのカーテンしか、かけることができません。
通常のレースカーテンをかけている時は、太陽が西に傾くと、その窓から、強い日差しが、家の反対側のキッチンまで差し込むのが、悩みのタネでした。
さて、ベージュのレースカーテンをかけてみると、どうでしょう。
あんなにきつくて、顔をしかめずにはいられなかった西日が気にならなくなりました。
うーん、遮熱レースカーテン、恐るべし。
玄関だと、レースのカーテンがベージュでも、あまり気にならないのが不思議です。
やはり、部屋の目的や好みによって、かけることのできるカーテンはずいぶん違うようです。
レースカーテンはきっちりつんだ目の方がいい
2階用にも通販で安かったレースの遮熱カーテンを買ったのですが、届いてみると、レースの密度がすかすかで、あまり、遮熱されてるような実感がわきません。
遮熱とか、UVカットとか書いてはありますが、レースがつまっていないので、これは、ちょっと失敗だったかも。
やはり、それなりに、密度はつまっていないと、遮熱効果はないような印象を受けました。
ちなみに、こちらが普通のレースのカーテン。
南とキッチンにはディノスのカーテン
南向きのパソコン部屋には、ディノスでリーフ柄のレースカーテンを買いました。
これは、おしゃれでとても気に入りました。
ただ、2階のカーテンよりは、遮熱している気がしますが、リビングのベルメゾンのカーテンと比べると、生地が薄い分どうなのかな?という感じです。
また、南には、庭に大きな木が生えていて昼間の直射日光をかなりさえぎってくれるので、効果がわかりにくい、というのもあります。
まあ、でもこのディノスのカーテンは、自分でかなり、気に入ってるので、オーケーです。
キッチンの東向きのすりがらすの窓にもこのディノスの遮熱レースカーテンをかけてみました。
確かに、かけてないよりは、結構遮熱されている気がします。
今回買ったレースのカーテンの中では、一番目が細かく生地が薄く普通のボイルカーテンっぽいです。
梅雨明けとともに猛暑が襲う!
で、今年の夏は、梅雨明け前は、かなり涼しかったので、この状態でも過ごせたのですが、梅雨が明けた途端、猛暑で、さすがにレースのカーテンだけでは、太陽熱をカットできません。
クーラーがあれば、話しはまた違うのですが、一階にはクーラーがないので、とにかく、太陽光をさえぎるしか方法がありません。
そこで、さらに、アイテムを投入し、東の窓は二重に太陽光を遮ることにしました。
続く >>>
(※管理人が購入した遮熱レースカーテンは、すでに販売終了しています。より新しい機能のものが出ているようです。)
2012/07/01追記:この後、管理人は賃貸マンションに2012年に引っ越ししました。今までの体験を元に、さらなる遮熱・UVカット・防音を求めてチョイスしたカーテンの体験記事はこちら。
▶ 入居準備その3:新居にカーテンを買うなら、遮熱・UVカット・防音仕様に!:岡山賃貸引っ越し体験記
今回、選んだ中ではセシールとディノスが好印象でリーズナブルでした。
購入はこちら ▶ カーテン特集:セシール:セシール